革命的フィールドワークで市場に新しい価値を創造する[ミステリーショッパー(覆面調査)/ラウンダー/企画制作]

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『2017年2月3日 平成28年12月期決算について』

いつもありがとうございます。


本日平成28年12月期決算について、通期連結業績予想の修正を発表させて頂きました。内容は本文記載の通りですが、昨期再生事業である株式会社十勝たちばなにおける計4店舗の不採算店整理や旧川口本社移転に伴う併設店舗閉店の影響に加え、営業支援事業における大型既存顧客との契約終了の影響により、売上高が見通しを下回りました。その結果、営業利益、経常利益についても同様に見通しを下回る結果となりました。


なお当期純利益につきましては、株式会社十勝たちばなしゅり春秋事業売却による特別利益計上も寄与してほぼ当初予想通りの見通しとなっておりますが、とりわけこの十勝たちばな事業再生においては昨期も単体赤字決算となったことの責任として、役員報酬の減額を実施します。ステークホルダーの皆様には大変ご心配ご迷惑をお掛けしまして、本当に申し訳ございません。


十勝たちばなにつきましては、3年間に渡る弊社経営の中で販管費削減や原価低減についてある一定の目途がついていると判断しています。今期売上拡大策を含めて、今後どのように対応するのかを現在模索しております。一日も早い段階で皆様にご報告出来るよう尽力します。今後とも引き続きご支援のほど宜しくお願い致します。


『2016年5月27日 メディアフラッグ12周年&48歳誕生日』

いつもありがとうございます。


本日48歳の誕生日を迎えました。facebook等々で多くのメッセージを頂き、大変有難うございます。今年の干支は申年、メディアフラッグも2004年設立の申年で、12周年になります。今日はこの後12周年祝いも兼ねて、メディアフラッグの仲間たちと懇親会を実施させて頂こうと思っています。


実は3月に病気になり、人生初めての入院を経験しました。3月4日夜に高熱になり、当初はインフルエンザとの診断だったのですが、1週間経っても怠さが抜けないため再診に行きました。諸々再検査をやってもらい、肝臓に膿が溜まる「肝膿瘍」という病気にかかっていることが分かり、緊急入院してトータル12日間病院におりました。病気の原因は、2月にインドに行った際にアメーバ赤痢に感染して、それを放っておいた為ということでした。脇腹から管を刺して6センチくらい大きさの膿を1週間以上かけて取り出すのと同時に、抗生物質の点滴を続けて何とか完治しました。もし処置が遅れていたら大事になっていたようで、ギリギリ発見することができ完治できて本当に良かったです。インドでは水等々の衛生面に細心の注意を払っていましたが、なかなかハードな国です。


さて病気になりながらも病室ではそれなりに仕事をやっていたのですが、企業家として考えさせられることもありました。「もし病気の発見が遅れていたら、会社はもう経営出来なかったかもしれない」と。本日で48歳になったとはいえ、私の経営者としての時間は決して無限ではなく有限であり、何らかの形で終了するものだと改めて認識しました。メディアフラッグでは2030年まで数値目標を掲げていますが、その時私は62歳。今からあと14年です。そこまでは先ずは企業家としての「使命」をこれまで以上に意識していこうと思います。「なぜメディアフラッグは存在しているのだ」「なぜ自分はメディアフラッグを経営しているのだ」「なぜ自分が社長でなくてはならないのだ」。2030年までの道のりの中で、目標がいくつか前後することがあるかもしれません。最終的には目標とする企業規模になり、経営理念である「社会性ある事業の創造」を実現することこそが、私が企業家としてあと14年間最前線で走り続ける目的です。「従業員を幸せにすること」「世の中に役立つ仕事をすること」、そして「流通業界の発展に寄与することで、社会性ある事業を創造する」ということです。この使命から外れたことは今後絶対にしません。限りある企業家人生を「使命」に沿って着実に進んでいこうと、改めて誕生日を迎えた本日決意しました。


昨年の十勝たちばな事業再生では、株主の皆様含め大変ご心配をお掛けしている状況です。本当に申し訳ございませんでした。今年こそ必ず、そして一気に回復をして見せます。強い気持ちで経営に臨んで参ります。今年の目標と、2030年の目標。両輪をバランス良く追いながら、企業家としての「使命」を全うして参ります。今後ともご支援のほど宜しくお願い致します。


『2016年2月12日 平成27年12月期決算短信』

いつもありがとうございます。


本日平成27年12月期決算短信を発表させて頂きました。前期につきましては、事前に下方修正をさせて頂いた通りですが、事業再生事業における子会社である株式会社十勝たちばなに関わる大幅な減損を実施したこともあり、大幅な最終赤字となっております。株主様はじめ、関係者の皆様には、ご心配をお掛けし大変申し訳ございませんでした。


来週18日に決算説明会を予定しておりますが、事前に事業再生事業である株式会社十勝たちばなの状況についてご報告をさせて頂きたいと思います。


昨年9月から社長を交替し、経営体制を一新し早急に改善をすべく日々取り組んでおります。昨年後半は1店舗の売却。今年に入り、十勝たちばな不採算店舗の閉店、沖縄しゅり春秋不採算店舗の売却、そして今後3月末の引き渡しになりますが十勝たちばな本社ビルの売却と立て続けに対応致しました。特に本社ビルの売却においては、川口工場の大利根工場への統合や物流機能などの業務部門の移転、そして本社機能の千歳烏山への移転が伴います。現在急ピッチで組み立て、スムーズに移管できるよう対応しております。このような状況のなか、確実に数字は変化しております。具体的にご説明致します。


先ずはそもそも十勝たちばなを買収し、流通業に特化した事業再生事業に乗り出した目的を述べさて頂きます。


目的① 既存事業(フィールド事業)を活かし、第2の事業の柱を構築する

フィールド事業のDB、ノウハウを活かした事業を模索したなかで市場規模の大きいビジネスであり、我々が手掛けるべきビジネスだと判断しました。

目的② 既存事業(フィールド事業)への寄与

再生の現場を通じて得たノウハウを既存事業の顧客へ提供していく。ノウハウの蓄積と人財育成が可能となります。

目的③ 社会性ある事業の創造

伝統ある川口、千歳烏山の銘菓企業「十勝たちばな」の存続と再生。そして更なる成長戦略を推進する中で、雇用拡大が可能となります。


次に数字の変化をご報告いたします。下記は前期平成27年12月期と前々期平成26年12月期のPLの概要になります。

 

前期は先ずは出血を止める、ということで赤字解消のための大胆な構造改革を実施。売上原価率、固定費の低減を実施しています。


そして現在注力している内容です。

「 製造効率化による更なる原価率低減」

自社製造と外部委託製造の両輪で、品質向上と原価率低減を図ります。

・自社製造

既存のラインで大量に生産でき、且つ原価率の低い製品は自社製造を行います。稼働率UPによるより一層の原価低減を図ります。

・外部委託

現在自社製造であるが、原価率の高い製品は外部に委託し製造を行う。十勝たちばなのノウハウは十分に活かす。ノウハウとは、「商品企画力」「伝統のレシピ提供」「安心・安全な品質管理体制」です。


「集客力の強化」

・店頭での声掛け

・店内での推奨商品の説明

・再来店促進の施策(月間パスポート、期間限定クーポン)


「業務効率化・高度化」

・需給調整機能の強化

・倉庫、物流機能のアウトソーシング


以上を今後清々と進め、移転等々が落ち着く平成28年度第2四半期にはきちんと数字を出せるように致します。


最後に今後の弊社が第2の事業の柱としていく事業再生案件の考え方をご説明させて頂きます。

「当社が手掛けるべき事業再生案件キーワード」

・フィールド事業(既存事業)とのシナジー

・流通関連業種

・理念浸透


「メディアフラッグ式事業再生モデル」

STEP1 理念浸透ステージ「意識を変える」

・経営理念、日報システム、人事考課、委員会、現場巡回、社内イベント

STEP2 改革実行ステージ「数字を変える」

・販管費削減、原価低減、売上拡大

STEP3 成長戦略ステージ「事業再生の実現」

・更なる成長戦略


現在十勝たちばな再生においては、STEP2の最終段階だと思っております。そして今期は合わせてSTEP3の成長戦略をしっかりご確認頂けるよう対応して参ります。今後とも何卒宜しくお願い致します。


『2016年を迎えるにあたって』

2015年大晦日です。今年も大変お世話になりました。本当に日々有難うございます。先ずはメディアフラッググループ全従業員の皆さん、そして全国のメディアクルーの皆さんに心から感謝します。そして株主ほかのステークホルダーの皆さん、本当にお世話になりました。


第12期目も本日で終了となります。今期は本当に色々なことがありました。正直申し上げまして、起業して12年目でしたが、、、最もしんどい辛い1年でした。そして最も学んだ1年でした。思うような結果が出ないなか、本当にもがき苦しみました。


何度か代表メッセージでも掲載させて頂いておりますが、事業再生案件として取り組んでいる、株式会社十勝たちばなの黒字化が出来ませんでした。期初に固い決意を述べさせて頂いたにも関わらず、申し訳ございませんでした。自分たちの未熟さ、見通しの甘さが全ての原因です。実力以上の案件に無理をして取り組み、自ら首を絞めている状況でした。そしてその判断を下したのは、代表である私です。全て私の責任であると思っております。


トップを誰にするのか、そのトップは尊敬を集められる人望があるのか。我々にない製造・生産といったノウハウは外部から集めるのか、それは信頼出来るノウハウなのか。こういった判断も最終的に全て私がしており、それが間違っていた部分が多々ありました。本当に反省する点ばかりです。


3年前にマザーズ上場も達成し、私自身に甘さがあったものだと思います。新興市場への上場などはただの通過点に過ぎない、と社内外でも話していましたが、心の奥底でのある一定の達成感のようなものが、どこか甘さを招いていたように思います。自分自身の役割といったものを、自分の都合のいい方向へ変化させていたのかもしれません。


このような状況のなか5月から、取締役の梅原をアジア事業部から十勝たちばな代表取締役副社長に、また8月(就任は9月)からはimpact TV社長の寒河江を代表取締役社長に就任して貰いました。私も夏以降は、ほぼ毎日川口には詰めて、毎月全店舗の巡回を実施しています。そして1年半にわたる改革が全く機能していないことを改めて確認し、情けないと嘆くなかで、皆で力を合わせて一から出直しで対応してきました。グループ各社のノウハウも活かしています。ようやくここに来て、11月12月と数字は変化しています。また大きな改革も年明け早々に発表致します。来期は不退転の決意で、必ず黒字化を実現します。


十勝たちばな以外の業務においても、様々な変化がありました。店舗店頭に特化したフィールドマーケティングの領域で、主に調査系と販促系のお仕事を多数やらせてもらっています。本年はおそらくトータル70万店舗以上でのフィールド活動の実施は実現しているものと思います。これは上場時の目標100万店舗100億の半分以上を達成している状況です。遅くとも、2020年には100万店舗実施まで昇華させようと思います。


*平成27年10月末までの実施で、流通支援73,246店舗 ラウンダー406,312店舗 推奨販売44,250店舗 デジタルサイネージ90,847店舗で合計614,164店舗です。(昨年は年間460,188店舗)


昨年も同様だったのですが、調査系(覆面調査など)よりも販促系(ラウンダー、推奨販売、デジタルサイネージ)のほうが売上の伸びが著しく、また大手クライアントも順調に増えている状況です。一方で残念ながら長年お取引をさせて頂いたクライアントを失う事態も正直ありました。アウトソーシングビジネスであり、先方の予算や体制にも大きく左右されますので、ここは致し方ないことだと思います。しかしこの11年間、確実に我々はクライアントに成長させて貰っていると思っています。


「顧客が全て」…顧客こそ我々を成長させる最大の源泉である。付加価値を追求し、顧客ニーズに全力で応えることで、事業拡大の機会を確実に掴み取る。


我々の理念である「メディアフラッグ リーダーシップ」の1つです。まさにこの精神で成長をさせて頂きました。その結果が今にあります。そしてそこに生まれた無形の資産が人財です。失ったクライアントで活躍してくれていた人財も、他チームで活躍して貰うべく対応をしています。このような熱意溢れる人材を抱えていること自体が、価値であり、勝ちであると確信しています。


あるチームリーダーの日報を紹介させて頂きます。


『理念について、正直いままで在籍していた会社ではあまり意識をしたことがなく、そういう会社程離職率は高かったです。1年半前から私自身の担当が変わり、その当時は恥ずかしながら理念が自分自身浸透しておりませんでした。チームを引っ張るリーダーが理念を理解せずチームをまとめようとしても全く響かず、最初はバラバラな状態でした。再度理念を理解し行動に反映させた結果、チームの離職がなくなり、いまのメンバーも気づけば皆一年以上継続しています。またイベントでも苦しい状況下でしっかり結果を残せるチームにまでなりました。理念の浸透、理解、そして実践することは必ず結果をもたらすとこの一年で実感したので、引き続き継続していきたいと思います』


非常に嬉しい日報でした。こういう思いのあるメンバーが増えれば、必ず会社は成長していくものだと確認しています。


最後になりますが、2016年個人的には特に健康に留意し、明るく元気に乗っていこうと思います。決して1人で無理な判断をすることはなく、皆からの知恵を活かして、最後は私が責任を持って判断をする経営をしていきます。


2016年も一生懸命働きます!!


『2015年11月10日 下方修正について』

平成27年12月期 第3四半期決算を開示させていただきました。メディアフラッググループのメンバー、お取引先の皆様、そして弊社を支えていただいている株主の皆様、その他ステークホルダーの皆様には、第2四半期決算から重ねてご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません。


今回、十勝たちばなの減損処理を行いました。前々回『2015年8月11日 十勝たちばな経営状況について』でも記載させていただいたとおり、現在本格的な再建の最中でございます。しかし、このような対応を行っている状況であっても、今期中に黒字化するには非常に難しい状況であります。今回は、この状況を受け、減損処理をせざるを得ない状況であります。しかし、我々は、必ず十勝たちばなの再生をやりきる、という強い意思を持ち、十勝たちばなの再生に向けて邁進してまいります。現状のグループ全体の取り組みについては、前回『2015年10月30日 メディアフラッググループ2016年 経営方針説明会』にも記載しておりますので、ご確認頂ければ幸いです。


今回の減損処理により、十勝たちばなでできる選択肢が増え、再生に向けて、さらに大胆な改革ができるようになりました。今も現場のメンバーは構造改革、それに伴う組織体制の変革に取り組んでおります。さらには、グループのメンバーの知恵、ノウハウを集結し、グループ内での一体感は高まっております。ここを乗り越えることが、メディアフラッググループが更なる成長を遂げるための橋頭堡であると考えております。


我々は、十勝たちばなの再生の目処がつき次第、新たな再生事業を開始します。それは、流通小売業のプロフェッショナルである我々だからこそやらなければいけない使命だと考えています。そして、流通小売業のプロチームによる事業再生、という新たな事業分野を確立し、メディアフラッググループを新たなステージに押し上げてまいります。


本当にご迷惑、ご心配をおかけしております。何卒宜しくお願いいたします。

『2015年10月30日 メディアフラッググループ2016年 経営方針説明会』②

≪考え方の重要性≫

ここで日本電産社長・永守重信さんの「成功に近づく思考法」というお話を紹介します。 『「人の2倍働いて成功しないことはない」という母の言葉を信じ、実践してきた。右肩上がりで成長を続ける要因は従業員の意識にあるといいます。従業員の意識を変えた「成功に近づく思考法」とは。

人間の能力の差なんていうのは、最大5倍くらいしかないですよ。知能とか知識とか経験とかはね。しかし意識の差は100倍あると私は言うんです。それさえ頭に入れておけば、どんな人間でも成功できる。ああ、能力の差は5倍だが、意識の差は100倍だと。

繁盛しているというラーメン屋に連れていってもらったことがあります。外観はごく普通のラーメン屋でしたが、私たちが店の前に立った途端、中にいた若い店員がぱーっと入り口まで走ってきてドアを開け、「いらっしゃいませ」と大きな声で挨拶をするんです。そして席まで誘導してくれて、私たちがラーメンを注文すると、大きな声で調理場にオーダーを伝えてから、人なつっこい顔で「お客さんは関西から来られたのですか」なんて話しかけてくる。私たちと話している間も入り口に気を配って、客が店の前に立つと飛んでいく。

先ラーメンはごく普通で、味で繁盛しているというわけではないんですね。つまり、他店と同程度の料金で5倍おいしいラーメンを作ったり、5分の1のスピードでラーメンを出すことはまず不可能です。しかし店員の意識を変えることによって、お客の気分を100倍よくすることはそれほど難しいことではない。この店が繁盛しているのは、ズバリ店員の意識の高さ、すなわち経営者の意識の高さなんです。おそらくこのラーメン屋の経営者は、ラーメンの味にこだわる以上に店員の意識改革にこだわっているのだと思います。

私の人材に対する考え方もこれとまったく同じです。能力の高い人を採用するというよりも、人並みの能力を持つ人材を採用して、彼らの意識を高めることに全力を傾注します。

社員の意識改革が成長、成功の要因である。人より一歩だけ進歩しなさいと言います。一歩だけで全然違う世界を経験できる。性能でも、ベストを追求してはいかんと言うんです。ベストを追求すると、ものすごいコストと時間がかかります。ちょっとでいいんです。競争相手よりちょっとだけ早い、ちょっとだけいい、ちょっとだけ安い、それで十分だと。それで世界一になれる。ちょっと一歩。だから10分早くする。それでいいんですよ。それを30分も1時間も早くしようと思うから続かないんです。

成功の秘訣なんてないんです。だれでも出来るほんの一歩。しかしだれでも出来るけれど、9割の人がやっていない。1割しかやっていないんです。いま、企業の中で勝ち組というのは1割でね、負け組9割。10社のうち1社。そんなふうに考えたら東大へ入るよりうんと楽です』


ビジネスで一流になることはそんなに難しくないと思います。東大のような一流大学に入る。一流のプロスポーツ選手になる。超大企業でたった一人の社長になる。このようなことと比較したら、ビジネスに一流になること、永守さんの言う1割の勝ち組になることは難しいことではない。ブラック企業批判やゆとり世代なども逆に言えばチャンス。学生時代優秀でも後半にビジネスマン人生を充実出来るとは限らない。

稲盛塾長は「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」と仰います。熱意や努力は、能力を必ず凌駕します。熱意と努力で一流になれるものがある。超一流にはなれないかもしれないが、能力が低くても一流になれる領域がある。その一つがビジネスの世界です。仕事って、超本気、命懸けて、真剣にやっている人が意外に少ないと思いませんか。

「仕事の意味が分かっていない」…仕事とプライベートは別。むしろプライベート重視。仕事に真剣なのはかっこ悪い。会社に良いように使われているだけ。仕事はお金だけでなく、社会のため、自己成長のためであるのに、分かっていない。

「能力あるので努力しない」…少し仕事が出来るとサボる。能力を鼻にかけ努力しない。

「考え方が悪い」…いつも捻くれている。どうせ会社は、どうせ社長は、どうせ私は。

能力も学歴もあったに越したことはないが、無くても、真剣に、熱意を持って、誰にも負けない努力をする。これで必ず一流になれる。少なくても僕程度には絶対になれます。運の良さも努力がもたらすものです。


≪気持ちをコントロールする≫

「最後は絶対に神様が味方してくれる」

・神様が味方したくなるほどの努力を欠かさない

・自分はツイている人間だという自信がある

・努力すれば良いアイデアが浮かび、良い出会いがあり、良い決断をする自信がある

・一方中途半端な努力では絶対に目標は達成しない

・努力しないでうまくいった記憶はほとんど無い

・うまくいかなかった時の悔しさがバネになり、次の努力をする人間だ

・そして最後は必ず神様は自分の味方をする


「自分程度の人間はいくらでもいる」

・自分は人よりちょっとだけ努力して、ツキがあっただけ

・決して勉強もスポーツも一番だったことはない

・自分程度の人間はいくらでもいる

・自分程度の努力はいくらでもできる

・だから上手くいっても、決して驕ってはいけない

・自分の場合は驕ることは人生の成長の終わりを意味する

・でもつい驕ってしまっている自分がいる時もある

・学び続ければ、元々のツキを利用して必ずうまくいく

・謙虚さを武器にするのだ


気持ちを強く、しっかりとコントロールしていきます。目標に向かって頑張りましょう!!


『2015年10月30日 メディアフラッググループ2016年 経営方針説明会』①

≪全体総括≫

2015年の総括として、先ずは十勝たちばな業績の件、大変申し訳ないです。心配している皆さんに心からお詫びします。経営者として11年半、起業当初赤字が続いた時以上に心苦しく思います。それはこれだけの仲間が増え、もちろん家族がいたり、最近結婚したメンバーが多かったり、以前よりも圧倒的に責任が増している状況だからです。十勝たちばなについては、トップ人事等々の私の判断ミスもあり、再建が思うように進まない1年でした。しかし今現在、寒河江社長と梅原副社長のもと、ラストチャンスで死に物狂いで取り組んでいます。来年こそは必ず黒字化します。現状の取り組み状況については、後程寒河江社長から報告します。


上場から3年。フィールド事業はしっかり利益を出して、また売上も伸びている状況です。このタイミングでの、この大きな厳しい試練。実は幸運だと思います。本業も厳しかったらと思うと、本当に恐ろしいことです。この試練を必ず、次のメディアフラッグを創っていく糧にします。いま、この2015年の試練があったからこそ、1000億企業になれたんだと2030年に言えるようにします。あそこでギアが入ったと。そして懲りずに事業再生には挑戦します。メディアフラッグの第2の大きな柱にします。絶対に諦めません。


 多くの仲間が増え、特に幹部中心に、マネジメントも新メンバーだけでなく、1人1人の成長を感じられる1年でした。これは大きな財産です。人財難の時代、これだけの経営幹部。この仲間と共に歩んでいけば、必ず大きな目標に向かっていけるはずです。


≪メディアフラッグ経営理念の説明≫

『社会性ある事業の創造』

社会性ある事業とは、 従業員の幸せを追求すること世の中の役に立つ仕事をすること。 従業員の幸せとは、 社会貢献を実感し、自己成長を続けつつ、 対価としての報酬を得ること。 世の中の役に立つ仕事とは、 顧客の期待を超える感動サービスを提供し、 社会に活力を与えること。

「社会貢献の実感! 成長こそやりがい! そして妥当な対価!」

「顧客を喜ばせる感動サービス! 雇用を中心として世の中を元気に!」


『Mediaflag message』

お店が良くなれば、お客様も喜ぶ。 流通業の発展に寄与することで、社会性ある事業を創造する。 メディアフラッグへの想い。 メディアフラッグメンバーへの想い。人間性重視の組織を構築する。 会社の成長とともに一人ひとりが自己成長を実現する組織。 マネジメントは常に従業員の幸せを考える。 そして、流通業界に新しい風を吹き込むことに挑戦し続けていく。


「お店を良くする事は、一般消費者の喜びに直結しており、多くの方々に喜ばれる仕事をしている事を忘れてはいけません」

「メディアフラッグは、流通業から軸足をぶらす事はありません」

「大きな社会性を生み出している当社の仕事に誇りを持ちましょう」

「メディアフラッグのメンバーは、一緒に働くメンバーの事を想い取り組んでいきましょう」

「当社は、スキル能力重視ではなく、人間性を重視の採用と評価を行います」

「会社を成長するに従い、仕事の幅が拡大しいく、そして一人ひとりが自己成長を実感できる組織にします」

「経営理念の一番最初の精神を忘れない。会社は従業員の幸せのためにある」

「新しい手法、新しい解決方法、そして新しい顧客。常に挑戦を続けていく覚悟で臨む」

『2015年8月11日 十勝たちばな経営状況について』

昨日上期決算短信をご報告しておりますが、特に重要であった十勝たちばなの現状について詳細をご報告したいと思います。


先ずは株主ほかステークホルダーの皆様、大変ご心配をお掛けし本当に申し訳ございません。ご批判、ご指摘等々、真摯に受け止め、必ず経営改善し、次のメディアフラッグの創造へ活かすべく対応して参ります。


数値状況です。


売上高は1,030,123千円(前年同期比6.0%増)、セグメント損失は59,999千円(前年同期は16,729千円の損失)です。前期比で損失が拡大しました。これは正直改善が遅れていることに加え、我々の施策が失敗していることも大きく影響しています。また一方この上期で、手を付けている業務面もあります。現在その改善を徹底しているところです。


先ずは我々の施策が甘かった内容をご説明します。今期に入ってからの施策の失敗です。


1、新規店舗出店

第2Qに新規出店を行った4店舗(越谷レイクタウン、笹塚、沖縄HAPINAHA、イオンモール沖縄ライカム)について、初期投資と売上見込みが達成しておらず、費用の増加につながってしまいました。


2、催事運営

催事現場ごとの収益管理が出来ておらず、開催可否の判断、開催中の修正・改善を行っていなかったことで、人件費、販売管理費の増加につながった。


3、数値管理

経営指標となる数値を出すのに時間がかかっており、次に打つべき施策の検討、判断ができないままになっている。


4、理念浸透

理念浸透を重要とする中、日報システムなど理念浸透に活用する仕組みの定着が徹底できておらず、理念浸透が図れていないため、意識の向上が図れていない。


そして、現在十勝たちばなで対応している方向性をご確認下さい。結果が出ていないなかで大変恐縮ですが、今回の改善については粛々と確実に進めています。


「数値管理の徹底」

数値管理を早期化し、店舗管理、催事運営をはじめ、すべてにおいて数値管理を徹底します。人員の増強、仕組化を行います。


「理念の浸透」

日報システム他、理念の浸透を行うための仕組み運用を徹底し、従業員全員が共通した考え方、意識を持つ組織に変革させます。


「人員数の適正化」

店舗、業務、製造の人員数の適正化を行います。また、製造については、製造商品の絞り込みを行い、経費の軽減を行います。


具体的な取り組みをご報告致します。


1、売上拡大へ

外商卸営業活動の拡大…増員。期初2.4億の予算を4億に引き上げ。ラウンダー業務、催事運営をメディアフラッグと連携し、売上拡大につなげる。…拡大する卸先に対して、メディアフラッグのラウンダーが巡回し、継続的な取引を行う。


2、商品価格の見直し、自社製造商品の見直し

原材料の高騰などによる影響、製造効率の見直しを行い、自社製造商品の売価見直し、および外注による仕入れ商品への変更、不採算商品の廃止を実行します。また、仕入商品を増やすことにより、自社製造人員の削減を並行して行うことで利益率を改善。


3、不採算店舗の閉店

不採算店舗の閉店を実行します。懸念される売上の減少については、外商営業の拡大によりカバーを行っていき優良店舗に力を注ぐ体質に変更。


4、自社所有不動産の売却

路面店舗を売却し、駅ナカ等、天候不良の影響が少なく、幅広い顧客が来店できる環境の店舗に重心を置いていく事で、課題としていた若い世代のお客様を増やしていく。また、全社構造の変革につなげ、コスト削減を実行していく。


5、決算期の変更

メディアフラッグ本体に合わせ、十勝たちばなも11月決算を12月決算に変更する。


対応が遅く、これまで優先順位を誤った取り組みも多く、本当に反省をしています。上記を粛々と対応している状況です。


絶対に諦めません。必ず改革を成功させ、この事業再生ノウハウを身につけます。そして次の案件も模索していきます。株主の皆様、金融機関の皆様には、大変なご心配をお掛けし、本当に申し訳ございません。このご恩返しは、ちょっと遅れてしまいますが、必ず致します。


何卒宜しくお願い致します。


『2015年 盛和塾世界大会選考会④』

「経営理念を明確にする」

2008年からメディアフラッグの再出発となりました。マネジメントは退職が相次いだものの、2006年入社の新卒社員を始め、現場に近い社員で会社を信じて辞めずについて来てくれている社員が30名ほどいました。この社員たちのためにも必ず会社を復活させる、そう決意をしながら、信頼できる人間に現場仕事からマネジメントへ参画してもらい、また中途採用を通じ、考え方の合う理念が共有出来そうなメンバーを揃えていきました。新卒を中心とした若手の抜擢人事もこのころから活発におこなっていきました。新しいマネジメントメンバーとは毎日夜中まで仕事をして、毎日飲む。これをほぼ1年続けていたように思います。

2008年夏には改めて経営理念を作成しようとマネジメント13名で合宿を行い、経営理念を作成しました。


また、理念を徹底するための様々な仕組みも同時期に導入していきました。朝礼での「唱和」などは当然ですが、最も効果を発揮しているのは「日報システム」です。「今日の三行」「今週のうまくいったこと/いかなかったこと」「今週のありがとう」などを通じて、良い考え方を共有する仕組みにしています。またこのシステムには「拍手」機能といったものもあります。他のメンバーの日報を確認し、良い内容だと思う日報に「拍手」とコメントをすることができます。また、年間を通じた拍手の回数を人事考課にも反映しています。ちなみに私自身も毎日社員へのメッセージとして必ず日報を書きます。そして全員の日報を300通以上を読み、良い考え方の日報は全社員に対して転送します。これが毎日20通程度あります。また「方針説明会、月次全体会議、週次全体会議、日々の朝礼」を通じて、私からのダイレクトメッセージも伝えます。さらに「事業部別・チーム別・プロジェクト別採算管理」、組織を横軸で対応する「委員会活動」、3カ月に1度の理念を軸とした「人事考課」、「Heart of Mediaflag」と呼んでいる理念手帳なども作成しました。採用も理念を軸に行うことによって、ブレない良い人材の採用に繋がっています。


「盛和塾魂の継承」

坂本社長には業績が低迷する間も、その後新しい幹部体制になりつつある間も、ずっと温かく応援して頂いていました。何か具体的に理念や方法をご指導頂くのではありません。「あなたは盛和塾でだけしっかり学びなさい」「塾長の著書もCDも、そして機関誌もしっかり読みこなしなさい」、これ以外のことは言われません。自分で学べということです。一方弊社の新しい幹部に対しては何度も何度もコンパの席で温かい声をかけて頂きました。「福井はまだまだ未熟な社長だが、彼は必ず成長する。しっかり支えていきなさい」「メディアフラッグのビジネスモデルは社会から必要とされるもの、自信をもってのぞみなさい」などです。そのおかげもあり、2008年からマネジメントが変わり、理念を軸とした経営を始めるなかで、急速に皆の心が固まっていったように思います。盛和塾には先にあげたレッグス内川社長、BOSパートナー上田社長、そして坂本社長のような、後輩達を社会のために育てようとする素晴らしい諸先輩方がいらっしゃいます。その皆様と出会わせて頂いたことに、心から感謝申し上げます。

「学び」は継続することが不可欠である、と諸先輩方からも教えて頂いています。私の場合は4年前から始めたランニングにおいて、毎朝1時間10キロほど走るのですが、その際には必ず塾長の講話を聞きながら走っています。フルマラソン出場の際などは4時間ちょっとずっと塾長のお声を聞きながら走っています。フィロソフィーが自分の心に浸透するには効果的です。毎朝実施することにより一日がリフレッシュし、仕事への前向きな活力で溢れている状況です。マネジメント以上には全員同じようにMP3プレイヤーを渡し、特に子会社の社長には同じように実践して貰っています。


「次の5年10年へ」

メディアフラッグは3年前にマザーズ上場しましたが、マザーズとはその名の通り「母」であり、未熟な会社であるにも拘らず、将来大きくなってくれ、と言う願いを込めて上場という信用力を与えて下さる非常に価値ある制度だと思っています。我々は上場から約3年間、その価値をフルに活用させて頂き、次の事業の柱を育成して参りました。

ひとつは「小売・流通業に特化した事業再生」です。2012年の上場以来、店舗店頭を活性化するノウハウと知見を活かした次なる事業を構想し続けていました。そんな中様々な再生ファンドなどが小売業の事業再生に取り組み、うまくいっていないケースが多い状況を知りました。小売業はもっと現場力の高い会社がやらねばダメだ、我々のノウハウや知見が必ず活かされる、我々こそがやるべき事業なのではないかとの思いが強くなり、埼玉県川口市に本社を置く創業60年の和菓子屋チェーンである株式会社十勝たちばなを買収し、約1年半経営に携わっています。

初年度は苦しみました。売上は消費税引き上げがあったものの、接客レベル強化等により、何とか前年をクリアする成績を残しましたが、製造生産部門の改革が遅れ、なかなか利益が確保出来ない状態でした。しかし2期目に入り、確実に効果をあげているところです。ノウハウが蓄積され続けており、そろそろ次のステップをと目論んでいます。

さらには「アジア対応」です。上場後すぐに上海に子会社を設立し、現在上海、インドネシア、インドにおいて事業を展開しています。主に日系企業のアウトソーシングと現地資本の財閥系コンビニチェーンへのコンサル業務ですが、日本における店舗店頭でのきめ細かいノウハウは確実にアジアへの展開においても可能性があるものだと思っています。また日本に来る外国人観光客向けにお店の接客等を強化するサービスも展開を始めました。外国人観光客が1500万人を超えようとしているなか、急速に需要が高まっています。

このような新規事業をはじめ、既存事業において年間100万店舗の業務実施に向け成長拡大している状況です。今回まだまだ新しい取り組みも成果が出ていない部分があり、このような機会を頂くことは本当におこがましく感じております。しかしながらこの体験発表を機会に、今一度学びを深め、この先の5年10年、経営に邁進したく発表の機会を頂戴致しました。誠に至らぬ内容だったかと思います。ただ私のような平凡な大企業サラリーマンだった人間でも、盛和塾で学ばせて頂いたこの7年間で、「信念」「覚悟」「志」が変わっていくものだ、というところは強く宣言させて頂ければと思います。私は必ずこのメディアフラッグを、日本を代表する立派な会社に育てます。

私のような未熟な社長についてきてくれている全従業員に感謝します。古くからのメンバー達は、辞めていった仲間と同様に何度か辞めようかと悩んだこともあるかもしれません。辞めないでくれてありがとう。そしてメディアフラッグの10年後20年後を信じて新たに参画してくれているメンバー、その期待に必ず応えます。誰にも負けない努力をし続けて参ります。本日はご清聴、誠に有難うございました。

『2015年 盛和塾世界大会選考会③』

一方借入以外の資本調達の本当の厳しさや、本質的な意味。株を発行して調達することのコストなど。この当時は直接金融で資金提供して貰うことが何を意味するのか、あまり良く理解していなかったとも思います。起業後4年続いた赤字経営のなかで、その厳しさを痛いほど味わうことになりました。

そもそもこの増資の際には、その人材派遣会社の子会社にならないか、という提案を頂いていました。グループ企業として、その基盤と信用力を使いビジネスを展開しないかということです。当時そのグループの勢いは素晴らしく、また私個人としても1年ビジネスを展開してなかなか思うような結果が出ないなか、「子会社の社長くらいのポジションが自分の器に合っているのではないか」と思う部分もありました。これを松田公太さんに相談したところ、「絶対に止めておけ」「自分が楽になりたいだけだろ」と厳しく叱咤して頂き、さらに「自分も応援するから」と仰って頂き、先ほどの出資に至りました。ここでも私の「信念」「覚悟」「志」の無さを露呈しています。

このタイミングでレッグスさんに出資して頂いた経緯は、我々が提供するサービスはレッグスさんが提供する販促サービスの一環として、店頭活性化の一つのツールをなれると思ったからです。当時わずか社員3名。前期売上670万円、もちろん実質赤字。渋谷円山町というラブホテル街のど真ん中の 小さなアパートの一室をオフィスとしている会社に良く出資をされたな、と今更ながらに思います。そしてレッグス内川社長は当初1年間、何も経営には口出しせず、私も子会社になったわけではないので、僕自身がやりたいようにやっていく、といった不遜な気概を持っていたように思います。


「全く利益が出ない」

ところが1年経ち、2年経ち、売上は上がってきているものの、全く利益が出ず、むしろ赤字は数千万円単位で広がっていくばかり。さらに日々の業務は、常に無理な受注もし続けるものなので、その日のうちに帰ることなどはありえないという状況。日に日に会社が疲弊していくのが分かりました。このような状況でも、せめて黒字化出来ていればその苦労にも報いられるものでしょうが、結果は毎月赤字決算。本当に苦しい日々の連続でした。社員も1人辞め、2人辞め、幹部もポロポロと抜けていくのが当たり前でした。

当時から社外役員にご就任頂いていた、こちらも盛和塾の先輩ですが、BOSパートナーズ上田社長からも毎月の役員会で、「大丈夫か」「本当に真剣にやっているのか」と大変な心配をして頂きました。さすがのレッグス内川社長も心配になったのか、色々と貴重なアドバイスを送ってくれるようになりました。また当時ブックオフ会長でいらっしゃった、俺の株式会社 坂本社長をご紹介頂きました。その時の食事会の様子は今でも覚えています。銀座で高級ふぐをご馳走になったのですが、料理そっちのけで私は必死にビジネスモデルのプレゼンを行い「何とかこの人に出資をして貰い、メディアフラッグの応援団に加わって貰おう。そしてブックオフにサービスを導入して貰ったら、必ずメディアフラッグのサービスは拡大する」、そんな思いでした。必死のプレゼンから、無事に出資をして頂き、「経営を伸ばしたいなら盛和塾に入塾しなさい」と、その場で盛和塾東京の事務所に連れて行かれ入塾させて頂きました。

しかし入塾後も私自身の学びの浅さからか、2年ほど赤字が続きます。株主や銀行には「ビジネスモデル的に投資が先行し、ある一定の規模感にならないと利益が出ないので仕方ない」などと強気で説明していましたが、実は黒字にならない理由は分かっていました。それは離職率が高く、特にマネジメント人材が辞めていくことが多かったからです。ノウハウが蓄積せず、結果リピート発注が少なかったからです。当時の私は「自分はこんなに頑張っているのに、幹部までいとも簡単に辞めていく。自分とそう変わらない給料で雇っているのに何て無責任な人達なんだ」とまるで辞めていった彼らに 赤字の理由があると言わんばかりの心の状態でした。2007年4期目の終わりには、創業メンバーだった石田と私の間にいたマネジメント約8名全員が退職し、2008年にはまた2人でスタートを切ることになりました。

余談になりますが、私はその頃の業績の悪さを、当時入居していたオフィスビルが風水的に悪いからだ、といったことまで言っていました。どこまで自責の念がないのか、そのことを坂本さんに指摘され、厳しくご指導頂いたことも忘れません。一方で10点ほど立派な絵画や大きな水晶をオフィス用に送って頂き、「これで雰囲気が変わるでしょ」ということで貸して頂きました。本当にありがとうございます。誠にお恥ずかしい限りです。

2007年から2008年にかけての年末年始は忘れられません。何とか最後の資金調達は成功したものの、マネジメント人材は2人だけとなり、再スタートです。これまでの自分のどこがいけなかったのか、改めて私は塾長の著書や機関誌などを読み返しました。特に2007年の第15回全国大会の塾長講話を今更ながらに熟読し、自分の愚かさに改めて気づかされました。「人生について思うこと」「いかに生きるべきか」がテーマでした。

『日々自分を戒めることによって、「自我」の占める比率を減らし、「真我」の比率を増やしていく、それこそが、「心を高める」ということ』

『経営はトップの器で決まる、経営者の人格と企業の業績がパラレルになる』

また講話のなかでは「知識」「見識」「胆識」のお話をされています。まさに当時の私は自分の経験値や業界の知識から、自社のサービスが世の中に必要とされている「知識」があるものの、このビジネスをどうしてもこうしなければならないという「信念」がなく、つまり「見識」までの意識が薄い。さらに強い決意に裏打ちされた「覚悟」、何事にも動じない「胆識」というものまでは全く持ち合わせていませんでした。「信念」と「覚悟」、さらには目的や目標を明確にした「志」の無いようなトップでは人が離れていくのは当然だ、上っ面だけで金融機関にだけ覚えの良い社長では人が心からついてくることはない、ということを気付かされました。離職率が高いこと、幹部が離れていくことの原因が全て自分にあるということにやっと気付いたのです。


そもそも35歳まで平凡なサラリーマンであった私には、野望や野心も小さかったのかもしれません。子供のころから特に大きな苦労もなく何とか無難に生きてきた私には、強烈な劣等感をバネにする熱意もなかったように思います。そして「信念」「覚悟」「志」といった大義の無さ、正しい考え方ができていないということを改めて認識しました。しかしこれではいけない、このままでは僕を信じて残ってくれたメンバーに申し訳ない、そう自分を奮い立たせるようにしました。

『2015年 盛和塾世界大会選考会②』

「器用にこなしていたサラリーマン時代」

大学卒業後の就職先は三和銀行を選びました。いつか社長になれたら良いな、それならやっぱり銀行で金融と営業を学ぼう、といった感じです。関西に縁は無かったのですが、当時の三和銀行は体育会系の社風で、金融と同時に営業もしっかり学べるのではないかと思いました。最初に配属されたのが茨城県の土浦支店でした。そこで様々な流通業のお客様との出会いやお取引を通じ、「流通業にはチャンスがある、将来この領域で起業できれば」ということで、4年後に当時伸び盛りだったセブン-イレブン・ジャパンに転職しました。

転職した1995年当時は確か店舗数が6000店舗を超えたころだったかと思います。今もご健在の鈴木敏文会長は当時更にお元気で、超トップダウンの軍隊のような組織だったように思います。しかし全てを将来の糧にしよう、と思うと何事にもやりがいを感じていました。銀行マンから、いきなりコンビニ店長というのも、最初は慣れませんでしたが、3カ月もするとすっかり店長らしくなり、その後のスーパーバイザー(店舗指導員)という仕事でも大きなやりがいを感じていました。「小売業は誠実でなければならない」「お客様に嘘やごまかしは通用しない」「お客さまの変化にどうついていくのか」「変化対応のスピードが大事」など。

元々学生時代から勉強も、そして仕事においても要領を重視し器用にこなすタイプでした。勝てない戦は最初から挑まない。その代わり、これと決めたことには努力を惜しまない。さらにその努力においては、最も効率よく物事をやるにはどうしたら良いのか。そういう所謂そつなくこなすタイプでした。しかし器用に仕事をこなす大企業サラリーマンでは、全く起業には通用しない。これは起業後の5年に及ぶ赤字の期間に、本当に思い知らされました。トップには、雇われ人とは全く違うレベルの「信念」「覚悟」「志」が必要なのだと。大企業で多少仕事が出来るなんていうのは、トップの器には全く意味の無いことなのだと思い知りました。

セブン-イレブン時代には、その後インターネットビジネスの立ち上げに加わらせて貰い、これも大変なやりがいでした。しかし大企業が立ち上げる新規ビジネスの弱さをここで知ります。企業内ベンチャーでしたが、全然上手くいかず、売上が伸びませんでした。今思うと、私を含めた全メンバーのサラリーマン根性的な仕事の仕方や、サラリーマントップの信念の無さが原因だったと思います。これでは本物のベンチャー企業には勝てません。当時、年齢的にはちょうど35歳になる頃でした。そもそも自分がセブン-イレブンに転職した理由は「起業のための学び」だったのではないかと今一度自分を奮い立たせ、2004年2月に独立起業することになりました。


「店舗店頭のマーケティング支援」

セブン-イレブンにおいては、店舗店頭マネジメントというものを重要視し、また徹底していました。例えば何かのキャンペーンなどを実施するにあたって、セブン-イレブンの1万6千を超える店舗網では当たり前のように99.9%のお店で初日から実施されています。しかし他チェーンでは大手でも70%程度。多業態においては半分以下という徹底度になります。そこには大きな機会ロスが存在し、また流通側、メーカー側にとって多くの宝の山が埋もれているものだと感じていました。そのセブン-イレブンが当たり前に実施していることを、アウトソーシングでお手伝いすることが出来ないものかというのが、現在のビジネスモデルを発想した原点になります。そして色々と調べていくと、先ほど申し上げた「覆面調査」「ラウンダー」などの仕事が世の中に存在していることを知り、さらにその業務を受注しているのは、大手からの仕事であっても、売上10億円程度の中小企業が担っていることが分かりました。ここを私がセブン‐イレブンで学んだ流通業のノウハウと、ITを活用することにより画期的なアウトソーシングサービスを展開出来るのではないかと考えたのです。

実は2004年の設立当初から、「どうせ起業するなら上場するような会社を創りたい」「やるからには、いずれこの会社を将来上場させたい」という思いで始めました。当時ライブドアなどが非常に元気なころで、ベンチャーブームということもあったと思います。また上場して有名になりたい、お金持ちになりたいという利己的な思いもあったように思います。設立初年度は売上670万、営業利益10万の黒字でした。黒字は私と役員の給与をゼロにしていたのですから当然です。全く仕事の見通しもなく立ち上げたビジネスだったので、資本金はあっという間に使い果たし、当時の国民金融公庫等々から早速2000万近い借入をして何とか回していました。しかし2期目もこのまま もたついていてはいけない。何とか新しい展開をするために外部資本も含めて検討しようと、様々な人脈や伝手を使い、事業会社やベンチャーキャピタルへ事業提携や資金提供のお願いをしていきました。

「この事業が世の中には必要だ」という思いは強く、また私自身の経験値を活かしたビジネスであること、ITを活用したサービスであることもあって、将来的な株式上場を期待されて、第3者割当増資にて何とか4000万円の資金を調達しました。2期目2005年3月のことです。システム構築や人材確保、そして当面の赤字運転資金としての調達でした。また明確に将来上場を目指すという意思表示の意味もありました。

出資してくれた1社は当時ベンチャーで活躍著しかった東証一部上場の人材派遣会社、さらに銀行時代の先輩でありタリーズコーヒー創業者で現在国会議員の松田公太さん、そして盛和塾の大先輩であるレッグスさんです。松田公太さんとは三和銀行時代に同じ土浦支店配属であり公私共々ずっと親しくしておりました。非常に身近な人物がベンチャーで大成功をしている姿をみて、私は憧れると共に焦り、そして自分でもやってみたいという欲求に繋がったものだと思います。

『2015年 盛和塾世界大会選考会①』

いつもありがとうございます。

先日、盛和塾世界大会の体験発表の選考会がありました。残念ながら選考には漏れてしまいましたが、スピーチ原稿をメッセージとしてアップさせて頂きたいと思います。お時間あるときにご確認下さい。


『従業員の幸せを追求すること、世の中の役に立つ仕事をすること』


株式会社メディアフラッグ 代表取締役社長 福井康夫


「35歳まで平凡な大企業サラリーマン」

弊社は店舗店頭に特化した企業様のマーケティング活動を支援する事業を営んでおります。具体的には全国約20万人のメディアクルーと呼ばれるスタッフネットワークと、現場の状況を報告するマーケットウオッチャーという独自開発したシステムを活用し、多店舗展開する企業様向けに「覆面調査」、消費財メーカー様向けには、「ラウンダー」「推奨販売」といったサービスを提供しております。

「覆面調査」とは、弊社がトレーニングをしたスタッフがお客様の振りをして店舗へ出向き、接客や清掃の状況を細かくチェックをして点数をつけるなどして報告し、改善のための研修等々を提供します。最終的には各店舗の顧客満足度を上げて、売上向上を図るという仕組みです。「ラウンダー」とは、メーカーの営業マンに代わって全国の店舗に特化した営業代行を行うサービスです。自社の商品を目立つ陳列に変え、キャンペーンの展開効果を最大限にするものです。「推奨販売」とは、俗に「マネキン」とも呼びますが、店頭で試飲試食等を実施するためのスタッフを派遣するものです。

いずれのサービスも、店舗間の競争が厳しくなるなか、また商品もお店も溢れている現状において、ここ数年需要が急速に高まっています。

現在メディアフラッグは12期目を迎えていますが、9期目の2012年9月に東証マザーズに上場をし、前期11期は売上69億円、営業利益3億4千万円となっております。

私は35歳で起業する前、セブン-イレブンの本部で10年近く勤務していました。私の流通業界での経験値を活かし、このビジネスを発想しましたが、私以外にも社員の半数以上が流通小売業界出身者ということで、「メディアフラッグは店頭現場を良く知っている会社だ」という評価を頂いているのが弊社の最大の強みです。

弊社は、35歳まで平凡な大企業サラリーマンだった私が、自己資金300万の資本金で2004年2月に設立した会社です。後に副社長で入社し、たった1年で去ってしまった友人や後輩にも声を掛け、さらに私も追加出資をし、5月には1000万円の資本金で事業のスタートを切りました。友人は軌道に乗るまでは後方支援という形をとり、後輩で今も役員として在籍している石田国広と2人でスタートをしました。

大企業のサラリーマンが、大した「信念」、「覚悟」、「志」も無く起業した会社です。そのため起業してから実質5年間赤字が続く会社でした。それでも増資や借入を重ねることで、お金を絶やすことなかったため倒産には至りませんでした。集めた資本金は約6億円、借入はピークで2億5千万円。まだ売上が10億円にも満たない状態です。もちろん累積損失も2億円以上の大赤字です。盛和塾に入塾させて頂いたのは2006年だったにも関わらず、当初2年間は学びが全く出来ておらず、2008年から本格的に学ばせて頂いております。その学びがなければ、私は単なる起業詐欺師と言われても仕方ないレベルの事業家であったのではないかと思います。


「事業に失敗していた父と祖父」

私は昭和43年5月27日に千葉県市川市に生まれました。高度経済成長期のど真ん中、私は千葉県の人口が300万人目ちょうどに生まれた赤ちゃんでした。出生届が県庁へ届いた順番だそうです。千葉県版の新聞に名前と写真入りで掲載され、当時の県知事がお祝いを持って来ました。子供ながらに感激しつつ、その様子を綴ったものが実家には飾られています。「あなたは生まれながらに幸運なのよ」というのが母の口癖で、幼いころから刷り込まれていると「最後は何とかなるのではないか」という思いが常にあったように思います。

父は私が生まれたころは高校の英語教師をしていましたが、その後中堅商社に勤め、私が小学校に入ると貿易業を始めました。しかしわずか3年ほどで会社を潰し、また元の商社に出戻りし、その後定年までその会社で勤めたサラリーマンでした。その頃母方の祖父は千葉県市川市で不動産業を営み、20名近い社員を抱え、宅地分譲なども当時はやっており、市川駅前に自社ビルを持ち羽振りが良かったものです。その祖父の支援もあってか、父の事業が失敗しても私は貧乏をした記憶はありません。贅沢出来る家庭ではありませんが、中級の暮らしをしていたと思います。その祖父の事業も私が成長するにつれ、どういうわけか縮小が続き、最後は学生相手の周旋業務のみを小さな事務所を1人で営んでいました。父も祖父も事業に大きく失敗したわけではないのですが、上手くはいかなかった。そういう家で育ちました。しかし今でも祖父の羽振りが良い時の様子が、私の幼い記憶に焼き付いています。たまに遊びにいくと気前よく大きな財布から小遣いをくれ、社長室で格好よく部下に指示をしているような祖父。「うちの爺ちゃんは凄いなぁ」、小学生だった私も将来ああやって人に指示命令するような人になりたい、社長になりたい、このような感情を持っていたように思います。

『3.11東日本大震災での決意…2014年5月ブログより』

2015年2月19日でメディアフラッグは11周年を迎えました。今年は、5年後に2020年東京オリンピックを控えているなかで、5年後10年後15年後の目標を設定するには非常に良い年です。メディアフラッグも明確な目標を持ちながら、着実に成長を続けていこうと思います。

経営理念のなかにある、「従業員の幸せを追求する」という意味をもう一度考えて欲しいと思います。従業員の幸せとは、社会貢献を実感し、自己成長を続けつつ、対価としての報酬を得ること。ここでの従業員とは、業に従ずるもの、社長も社員も指しています。業に従ずるもののやりがいだから、仕事のやりがいのこと。人間としての全てのやりがいとは若干違います。でも仕事において真のやりがいを感じられなければ、人生の充実感は得られないと我々は考えています。

京セラフィロソフィーの紹介です。「真面目に一生懸命仕事に打ち込む」

「一生懸命に働くということは、勤勉であるということでもあり、仕事に対する態度が常に誠実であるということです。私たちが本当に心から味わえる喜びというのは、仕事の中にこそあるものです。仕事をおろそかにして、遊びや趣味の世界で喜びを見出そうとしても、一時的には楽しいかもしれませんが、決して真の喜びを得ることはできません。一生の中で最も大きなウェートを占める仕事において充実感が得られなければ、結局は物足りなさを感じることになるはずです。真面目に一生懸命仕事に打ち込み、何かを成し遂げたときにこそ、他には代えがたい喜びが得られるのです」

まさにこの思いで努力を続けていけば必ず個々人も成長するし、会社として大きな発展に繋がるものだと確信しています。会社の成長発展は、皆さんに様々なチャンスをもたらします。成長していない中小企業では、上司が辞めないとポストも空きません。メディアフラッグには様々なチャンスが転がっているということを実感して欲しいと思います。そしてその1つの目安である株価にも注目しておいて下さい。

我々は株価のために経営をしているのではありません。メディアフラッグは「従業員の幸せ」と「社会貢献」のために存在しています。一方株式上場しているなかでは、その経営理念が実現されているのかどうかが、実は株価にも反映されているものだと思います。つまり「従業員の幸せ」と「社会貢献」という経営の目的がしっかりと実践されていれば、必ず業績は伸びてくる。そして自ずと株価はついてくるものだと思うのです。色々と短期的な株価だけを見て、アドバイスをくれる人も多いですが、参考にはしますが、基本的には関係ありません。

今年の「売上」「利益」「株価」。それぞれの目標をしっかりと達成していく。2030年、15年後には時価総額1,000億を目標にする、と全体会議で15年後の目標をお話しました。時価総額1,000億を超える企業はわずか710社です。トップ700を目標に頑張ります!!

『2015年2月19日 設立11周年 2020年に向けて』

2015年2月19日でメディアフラッグは11周年を迎えました。今年は、5年後に2020年東京オリンピックを控えているなかで、5年後10年後15年後の目標を設定するには非常に良い年です。メディアフラッグも明確な目標を持ちながら、着実に成長を続けていこうと思います。

経営理念のなかにある、「従業員の幸せを追求する」という意味をもう一度考えて欲しいと思います。従業員の幸せとは、社会貢献を実感し、自己成長を続けつつ、対価としての報酬を得ること。ここでの従業員とは、業に従ずるもの、社長も社員も指しています。業に従ずるもののやりがいだから、仕事のやりがいのこと。人間としての全てのやりがいとは若干違います。でも仕事において真のやりがいを感じられなければ、人生の充実感は得られないと我々は考えています。

京セラフィロソフィーの紹介です。「真面目に一生懸命仕事に打ち込む」

「一生懸命に働くということは、勤勉であるということでもあり、仕事に対する態度が常に誠実であるということです。私たちが本当に心から味わえる喜びというのは、仕事の中にこそあるものです。仕事をおろそかにして、遊びや趣味の世界で喜びを見出そうとしても、一時的には楽しいかもしれませんが、決して真の喜びを得ることはできません。一生の中で最も大きなウェートを占める仕事において充実感が得られなければ、結局は物足りなさを感じることになるはずです。真面目に一生懸命仕事に打ち込み、何かを成し遂げたときにこそ、他には代えがたい喜びが得られるのです」

まさにこの思いで努力を続けていけば必ず個々人も成長するし、会社として大きな発展に繋がるものだと確信しています。会社の成長発展は、皆さんに様々なチャンスをもたらします。成長していない中小企業では、上司が辞めないとポストも空きません。メディアフラッグには様々なチャンスが転がっているということを実感して欲しいと思います。そしてその1つの目安である株価にも注目しておいて下さい。

我々は株価のために経営をしているのではありません。メディアフラッグは「従業員の幸せ」と「社会貢献」のために存在しています。一方株式上場しているなかでは、その経営理念が実現されているのかどうかが、実は株価にも反映されているものだと思います。つまり「従業員の幸せ」と「社会貢献」という経営の目的がしっかりと実践されていれば、必ず業績は伸びてくる。そして自ずと株価はついてくるものだと思うのです。色々と短期的な株価だけを見て、アドバイスをくれる人も多いですが、参考にはしますが、基本的には関係ありません。

今年の「売上」「利益」「株価」。それぞれの目標をしっかりと達成していく。2030年、15年後には時価総額1,000億を目標にする、と全体会議で15年後の目標をお話しました。時価総額1,000億を超える企業はわずか710社です。トップ700を目標に頑張ります!!

『2014年7月1日 株式会社シアーズ 朝会』

今日は、皆さんに理解してもらいたいと思うことを2点お話ししたいと思います。

今回、加藤社長から一緒にやっていこうという話をいただき、シアーズさんをグループ会社としてお迎えすることに決めました。私達のホームページを見ていただいた方は分かるかと思うのですが、一昨年(2012年)、株式上場をさせていただいてから、会社として色々なことにチャレンジしました。完全子会社を4社設立し、また、すでにあった会社を2社M&Aをしました。なので、今年は新しいことをするよりかは、仕込んだことを実らせる1年にしようと決めていました。M&Aをしたなかの1社が株式会社十勝という、和菓子会社の再生案件を手掛けているので、本当は、他のM&Aのお話しも多くいただいています。しかし、この再生事業に集中したいので全部断っていました。

加藤社長には、メディアフラッグ創業期から本当に弟分のように可愛がってもらっています。メディアフラッグが上手くいかない時から、ずっと「頑張れよ」と応援をしていただいたり、「上手くいかないのは原因がある」とアドバイスをいただいたりと、いろいろご指導いただきました。加藤社長は、本当に尊敬している社長です。なので、今回加藤社長からお話をいただいて、これは一緒にやらせていただくべきだと強い大義を感じ決断をしました。

単純な投資ではありません。投資会社ではなく事業会社としての投資です。メディアフラッグのグループ会社になるということは、永遠に一緒に発展していこう、という事です。そして、皆さんがこの先5年10年20年と長く働いてもらいたいと思いますが、今後は更にグループとして一緒に働いていくということを意識してもらいたいと思います。メディアフラッグに負けないように頑張ろうとかではなくて、一緒に高め合っていきましょうという気持ちでお願いします。絶対対立などせず、仲良く一体感持って頑張っていこうという空気を作り出せるように、私も努力していきます。グループ全体で、一緒にやっていくという考え方を基本にして欲しいです。それこそがグループ全体が発展できる大事な鍵なのではないかと思っています。

突然メディアフラッググループになるということで、おそらくいろいろな感情があると思います。例えば、メディアフラッグの完全子会社である株式会社MEDIAFLAG沖縄がありますが、この会社はグループのなかでは業務センターという役割です。そのMEDIAFLAG沖縄にシアーズの業務が一部移管することになり、自分の仕事はどうなるのだろうと思う人もいるかもしれません。その方が良いこともたくさんあります。業務効率が良くなれば、会社の利益が出るようになり、皆様に給料を増やすなどの新しい投資ができたり、新たな会社の発展の種になったりするかもしれません。やってみないとわかりませんが、新しいことをやろうと決めたなら、今のままではいけない、変わらなければいけないと思っています。ずっと同じ仕事していたいと思う方もいるかもしれません。しかし、例えばメディアフラッグ本社で5年間財務担当だった社員が、今度は別の子会社で、業務担当という受発注の管理などをする仕事をする予定です。メディアフラッググループでは、そういう異動が当たり前にあります。

また、正社員の雇用は絶対守るという風に決めています。クビにしたことは今までに一度もありません。仕事が変わるということに関して、前向きに「良いな」と思える空気を作る事が、私たちの仕事だと思います。その結果、会社が発展して利益が出るようになるということがとても大事です。

2つ目ですが、先週皆さんの上長から「メディアフラッグのホームページを見てください」と指示があったと思います。メディアフラッグのこと、私のことを理解してもらいたいです。理解してもらうための努力を私もします。具体的には、私は一生懸命皆さんと話をしていきたいと思っています。これは凄く大事なことだと思っていて、今お配りしているのはメディアフラッグの経営理念なのですが、最初の部分だけちょっとだけ説明をさせていただきます。

メディアフラッグは「社会性ある事業の創造」というのを経営理念として掲げています。社会性ある事業とは、従業員の幸せを追及すること。世の中の役に立つ仕事をすること。従業員の幸せとは社会貢献を実感し、自己成長を続けつつ、対価としての報酬を得ること。世の中の役に立つ仕事とは、顧客の期待を超える感動サービスを提供し、社会に活力を与えること、と定義しています。

10年間会社経営をしてきて、最初の4年はずっと赤字で、上手くいかなくて非常に悩んでいた時期がありました。しかしその時に経営のことを勉強するようになって、会社は軸足が大事、自分自身の信念が大事、この会社を何としてでも大きくする、社会を幸せにするという自分の覚悟、これらが大事だと気づきました。

これらの中で、経営理念が、会社の軸足にあたります。そして、この経営理念に賛同する人に会社にいてほしいと思います。考え方とか、仕事に対する姿勢は、人それぞれで良いのでは?と思う方もいると思います。そこまで強制されるのは嫌だ、仕事に対する価値観は、私はお金だけだからいいじゃないか、と思う人もいると思います。

経営理念でいう「従業員の幸せ」とは、「仕事のやりがい」です。仕事のやりがいとは、自分の仕事が社会に貢献している、お客様の役に立っている、お客様にありがとうと言われる。こういったことが嬉しいと感じ、そして自分が成長することだと思えるようにしたいです。同じ仕事を2年も3年もずっとやっているのではなくて、新しい仕事に挑戦して、自分が昨日より今日、今日より明日、去年より今年と成長しているという実感が、やりがいだと思えるようになれたら良いと思います。そして、対価としてのお金をいただく。このバランスが取れていることが仕事のやりがいだよ、と定義しています。この考え方がどうしても合わないという人は、辞めてしまうのは仕方ないと思います。

もちろん、できれば辞めてほしくないです。なので、私のことやメディアフラッグのことを無理矢理にでも理解する努力を、一度はして欲しいと思います。そのために、私の著書を読んで欲しいですし、Heart of Mediaflagという考え方をまとめた本も必ず読んで欲しいです。そのうえでダメなら仕方ないと思います。中途半端な妥協、とりあえず社長に合わせとこう、みたいな考え方は止めてほしいです。経営理念を、心から共感してもらえる方をいかに増やせるかが、メディアフラッググループの成功の鍵だと思います。

最近思うのですが、和民とかすき家、ゼンショーみたいなブラック企業と呼ばれる企業に対して、世の中に厳しい声が高まってきています。ベンチャー企業なのにあまり働かないという会社が増えてきています。皆さんにもっと働けと言っているわけではありませんが、逆に言うと、成功した会社は今もものすごく仕事をしています。強烈に働いています。一昨日、サイバーエージェントの元幹部の人とか、ネット業界の社長と久々に話をしたのですが、渋谷のネット業界などはその仕事の姿勢があるから、すごく伸びているのだと思います。

だからこそビジネスでは差が付きやすい時代だと思います。一生懸命やれば結果が出る時代だと思います。みんなが強烈に働かない時代ということは、逆に真剣に一生懸命やれば、結果が出やすいということです。メディアフラッグもたった10年でここまで来られたのはなぜかというと、馬鹿みたいに一生懸命真面目に働いたからだと思います。奇をてらったことはひとつもしていません。起業してから新しい事業はひとつもやっていませんでしたが、上場してから初めて子会社を作ったり、もうひとつの柱として事業再生事業をスタートさせたりしました。同じことをずっとコツコツと軸足を持ってやってきて、会社の理念を信じてもらえる人を増やしてきたから今があると思っています。皆さんが加わってもらうことで、更にこういう考えに賛同してもらえる方が増えます。そうするとチャンスは無限にあるし、会社は確実に拡大していくのではないかと思います。

私たちは、上場してから4つ新しいことに取り組んでいます。

1つ目は、事業再生事業ということで、株式会社十勝という和菓子屋さんの経営再建を、一生懸命やっています。

2つ目は、既存事業の拡大に注力していることです。キャビック株式会社という、京都にあるマネキン派遣をしている会社の株式を90%取得し、推奨販売の事業を協力して行っています。

3つ目は、アジア展開です。上海に子会社を設立して、またインドネシアでもコンビニチェーンの覆面調査を行っています。さらに今月からはインドでもコンビニチェーンのコンサルを行っています。私はセブンイレブン出身なのですが、私をはじめメディアフラッグには流通業出身者が多いので、なんとかそのノウハウで受注したプロジェクトになります。三か年計画で40店舗あるところを300店舗にしようとしており、ゆくゆくはムンバイの市場で株式公開を目指そうとなっています。そして、上場の際には合弁会社にしてくれないかという話にもなっています。

4つ目は、子会社をあと2社やっています。K9株式会社というスポーツマーケティングを行っている会社がありまして、イオン幕張や千葉県市原市にあるフットサルコートの運営をしています。また、O&H株式会社というコンサル会社をやっています。インドの案件や、十勝の再生事業も手伝ってもらっています。

インドの案件は私や寒河江が対応しているのですが、他に社員を現地に2人常駐させる予定で、そのうちの1人は今年の新卒を配属しました。いつも新しいプロジェクトを始める際は、行きたい人を社内で公募しています。契約社員やアルバイトなどの雇用形態は問わず、普段からメディアフラッグの考え方に賛同して一生懸命働いてくれている人に、手を挙げてもらっています。今回のインド案件では5人もの従業員が手を挙げてくれました。そのなかで、学卒で入社したばかりでまだ試用期間なのですが、新卒の男性に行ってもらおうということになりました。

何が言いたいかというと、会社が拡大していくことは、全メンバーの幸せにつながることだと心から思っています。今回シアーズさんと一緒になって、また業務の幅が広がります。これこそが従業員のやりがいにつながると思っています。例えば、50人くらいの中小企業の会社があったとします。社長がいて役員がいて部長がいて、誰かが辞めない限り、新しいチャンスってなかなかないわけです。でも、メディアフラッグは色々なことにチャレンジしているので、誰かが辞めなくても常にポストが増えています。大阪で、独立した事業部を作ろうとしたことがあったときは、新卒3年目の男性をマネージャーにしたこともありました。

そうやって、チャンスをどんどん増やしていきます。インドの話も全く一緒なのですが、会社が拡大していくと自分も変わらなくてはいけない。抜擢する前は、「あいつ本当に大丈夫かな?」と思う人でも、チャンスを与えるとそのポストが人を育てていって、そのポストに相応しい人材に育っていくものなのです。こういったことが社員に対してやりがいを与えることだなと、私は確信しました。会社が着実に成長していくことで、若い20代30代の皆さんが、本当に目を輝かせて、またチャンスがあると思ってもらう環境を作れるのだと思いました。

私は社長としてどれくらいやれるか分かりませんが、とにかく会社を少しでも立派にすることが従業員のためだと思っています。また、それがこの経営理念に沿った経営だと確信しています。そのためには人の2倍でも3倍でも働きます。私は今、株式会社十勝でも代表取締役社長をやっています。メディアフラッグを起業した時と同じくらい、今ものすごく働いています。起業した時は毎日2時、3時まで働いて、そういう期間が2年ほど続きました。その状態が、今また十勝でもずっと続いているのですが、すごく面白いしやりがいを感じています。私が真剣に取り組んだら、どれだけグループを大きくできるのだろうと自分で思っています。私が先導する船に、皆さんにも一緒に乗ってもらいたい。私も腹をくくっていますし、皆さんも腹をくくって、ひとつのグループになって一緒にやっていくのだと理解してほしい。

私達のことをよく理解してくれるように、本も読んでほしいし、いろいろな質問もしてほしいです。お酒も飲んだりしましょう。わだかまりがあったら仲良くなれないと思います。陰でこそこそ言うとかそういうのは嫌いです。正々堂々、私も従業員に対して一切裏表なくやっています。何かあるのだったら言ってほしいと思いますし、何かあるのにないふりをしているのって、なんとなく分かります。真剣に「この会社を良くしよう」と思えば、みんなで一生懸命頑張るしかないのです。それができないと、会社はよくならないと思います。これから宜しくお願いします。

『2014年2月19日 株式会社メディアフラッグ 設立10周年』

メディアフラッグ設立10周年です。独立系ベンチャー企業として、10年間経営を続けられたことを大変嬉しく思います。ここまで続けられたのは、メディアクルーの皆さんを含む全国のメディアフラッグメンバー、日頃大変お世話になっているクライアント様、株主の皆様、またご指導ご鞭撻を頂いております諸先輩方のお蔭であり、本当に感謝しております。

10年経った今だからこそ、「原点に帰る」ということが大切だと思います。我々の原点は、経営理念である「社会性ある事業の創造」です。「社会性ある事業」とは、従業員の幸せを追究すること。世の中の役に立つ仕事をすること。従業員の幸せとは、社会貢献を実感し、自己成長を続けつつ、対価としての報酬を得ること。世の中の役に立つ仕事とは、顧客の期待を超える感動サービスを提供し社会に活力を与えることです。

10年経ちましたが、我々が手掛けている「店舗店頭に特化したマーケティング支援(フィールドマーケティング支援)」への、社会からの期待を強く感じています。ネットマーケティングへの需要が高まる一方で、店舗店頭でしっかりとお客さまにアピールする。広くお客さまに認知してもらう。競合との厳しい競争に勝たなければならない。市場からのニーズが益々高まるなか、しっかりそれにお応えして参ります。

弊社の強みは、現場を知り尽くしている事でもあります。私をはじめとして、小売・流通業出身者が正社員の半数以上を占めており、今もそのメンバーは増えております。また、社員の30%を占める新卒採用社員においても、弊社が手掛ける様々な小売り業態においてしっかりと現場を経験した後、本部にてコンサルタント業務に従事しております。

2012年は約20万店舗、更に2013年には約25万店舗の調査および販売促進等のフィールド活動を実施し、その店舗のデータベースが弊社には蓄積されています。「こういうお店はお客様の支持を受けている」「こういう売場にすれば、もっと売れる」「お客さまが喜ぶポイントはここだ」といった生きた情報が日々蓄積され続けております。これを5年以内に年間100万店舗のデータベースにします。「メディアフラッグには、圧倒的な店舗店頭のマーケティングノウハウが蓄積されている」、この状況を早急に確立すべく努力致します。

2013年11月から手掛ける「小売業に特化した事業再生ビジネス」においても、このノウハウやデータベースをフル活用しています。毎月リアルショップリサーチ(覆面調査)を実施し、Market Watcherで売り場の情報を共有し、日報システムで従業員の意識を変える。この一つ一つを確実に実施しています。十勝・たちばな社においては、まだまだこれからですが、必ず数字を変えて、従業員を幸せにすべく再生を果たします。メディアフラッグのソリューションには「本当に売上を上げる」という効果があるのだ、ということを必ず証明します。そしてこの再生事業の次のステップへ今秋から取り組みます。

もう10年、いや未だたったの10年しか経っていません。メディアフラッグの歴史はこれから始まるのです。私も昨秋からの十勝・たちばな社案件を手掛け、10年前の起業した時以上に忙しい日々を過ごしています。メディアフラッグをもっともっと立派な会社にしたい、そして多くの社員を幸せにする。この決意のもと努力し続けます。

今後ともメディアフラッグをどうぞ宜しくお願い致します。

『2012年9月28日 東証マザーズ上場』

本日、メディアフラッグは東京証券取引所マザーズ市場へ無事に上場致しました。メディアクルーの皆さんを含む全国のメディアフラッグメンバー、日頃大変お世話になっているクライアント様、古くからの株主の皆様、またご指導ご鞭撻を頂いております諸先輩の皆様、本当に有難うございました。もちろんこれからが本番です。企業としての真価が問われるステージです。地に足をつけて着実に成長出来るよう、努力し続けます。

今回の上場の最大の目的は、成長速度を早めることにあります。そしてより大きな経営理念を実現することです。「社会性ある事業の創造」、我々が成長していくことは「社会のため」であり、「従業員の幸せ」に繋がるものです。上場することで、経営理念の実現可能性がより大きくなる。より多くの社会性を生みだせると確信しております。競合企業が非公開会社である状況で、圧倒的な信用力と認知度向上に繋がり、営業強化を図れば、必ず飛躍的に売り上げが伸びると考えているからです。アジア市場への挑戦にも大変大きなメリットになります。今後4、5年の間に、フィールド事業年商100億。年間100万件のデータベースを持つ、フィールドマーケティング支援をする会社に成長していきたいと思います。

弊社のような弱小ベンチャー企業が東京証券取引所マザーズ市場に上場を出来る環境に大変感謝しています。中小零細企業から、日本を代表する立派な企業になれるかもしれないチケットを頂いたと考えています。しかしそのチケットはちょっとした「優先チケット」であり、「プレミアムチケット」ではありません。この「優先チケット」をフル活用し、今後の営業推進、業務改善に取り組めるかが重要です。私は現場の最前線に立って、従業員の皆を引っ張り、必ず会社を成長させていきます。

起業した2004年の冬、メディアフラッグは、渋谷区円山町というラブホテル街のど真ん中にあるアパートの1室をオフィスとしていました。色々な事情があり、円山町に登記も移転して業務をしていましたが、その冬は雪の降る日が大変多かったのを記憶しています。12月31日大晦日、友人から頂いたフィールド調査の仕事を、私と石田国広(現取締役)の2人だけで都内のイベント会場を巡回していました。大晦日も大雪で、仕事を終え円山町のオフィスに戻る途中で靴が水浸しになりその日で捨てました。「こんな仕事をしていて会社は続けていけるのだろうか」「もう資金もなくなりつつあるなか、来年はやっていけるのだろうか」、そんな不安しかない正月を迎えていました。でも他にやれることってなかなかないものです。もちろん年明けからMarket Watcherシステムを売り込み、そして協業してくれるパートナー探しに奔走した結果、現株主の松田公太さんや株式会社レッグス様にご支援を頂くことになりました。しかし仕事は常に地道でせいぜい30万、50万といった仕事ばかりです。そんな努力の積み重ねでも一歩一歩の歩みは小さくても成長していくものです。まさにこのような「地道な努力の積み重ね」が、いつの間にか現状の売上をつくってきました。これからも一緒です。100億、1000億の売上なんてとても想像つかないと今は思うかもしれませんが、「地道な努力の積み重ね」が必ず大きな成長をもたらしてくれるものだと思っています。

上場して一番嬉しいことは、従業員が大変喜んでくれたことです。特に創業2、3年目に入社してくれたメンバーの期待に応えられたことが嬉しいです。創業から4期目まで、赤字続き。私の経営者としての信念も固まっておらず、もちろん経営理念も曖昧でした。当時の離職率は50%に近い状況で、役員や幹部が次から次へと退職していくような会社です。そのような中でも、彼らは会社と私を信じて辞めずについてきてくれました。彼らのおかげで私も踏ん張れましたし、上場の日を一緒に迎えられたことを誇りに思います。本当にありがとう。

最後に京セラ創業者、盛和塾の稲盛和夫塾長に感謝申し上げます。「経営者とは如何にあるべきか」「経営の目的とは何なのか」等々、会社が一番苦しかった時に、全くダメだった私のような社長に、一から「考え方」「生き方」を教えて頂きました。そして、2007年の年末からです。仕事への考え方が変わり、私の信念が変わり、会社が変わりました。盛和塾での教えがなければ、今のメディアフラッグは存在していません。学びは継続させるものです。稲盛塾長の講話を聴きながら、毎朝10キロ1時間のランニングをし、心を整理して仕事に向かう毎日です。本当に心から感謝しております。

さあこれからが本番!従業員、そして社会の期待に応える経営をしっかりとしていきます。是非我々の成長に期待して下さい。

売上を伸ばす!利益を伸ばす!社会性を大きくする!今日も一生懸命働きます!!

『「IT」と「人」をキーワードに流通業界に新しい価値を創造する』

TVCMなどのマスによるコミュニケーションでは、なかなかモノが売れない時代になりました。これからは、お客様と直接接する店舗店頭でのコミュニケーションを強化していくことで、変化しやすいお客様の状況や要求を理解し、市場の動向をとらえるよう努めなければなりません。

そこで必要とされるのが、店舗店頭に特化したフィールドマーケティングです。2004年にメディアフラッグを起業した当時、すでに世の中に存在していた現場を把握するフィールドワークはまだまだアナログが中心。調査という分野においても、ネットリサーチ以外はアナログでした。 ここをIT化すれば、さまざまな角度から問題が検討され、新しい発想、アイデアにつながっていくはずだと考えました。

私がかつて在籍していた、セブン-イレブン・ジャパンのフランチャイズ店舗管理システムは素晴らしいものでした。店舗の状況を共有するための情報システムと、スーパーバイザーによる店舗管理。つまり、「IT」と「人」がまさに両輪となって機能しており、その結果セブン-イレブン・ジャパンは、日本の流通業におけるNo.1の地位を作り上げているのだと確信しました。

そこで私は、セブン-イレブン・ジャパンのような「IT」と「人」を基本軸とするフィールドマーケティングをアウトソーシングで提供することを発想し、メディアフラッグを起業しました。セブン-イレブン・ジャパンでのスーパーバイザーと、店舗情報システムの構築業務に携わった経験を活かし、人が動く調査や巡回結果をデータベース化する「ITツール(Market Watcher)」を開発。さらに、これを使いこなす 「人(Media Crew)」を組織化して、フィールドマーケティングを支援するサービスを立ち上げました。

メディアフラッグは、流通業に新しいコミュニケーションの流れを創造し、流通・マーケティングに携わった経験ならではの発想に基づくサービスを提供します。それにより、とりわけ消費財メーカー様や、店舗チェーン様のフィールドマーケティング強化に貢献していきたいと考えています。

当社の革命的なフィールドワークにより、市場に新しい価値を創造していきます。

『創業期の苦節は経営者としての未熟さ。一番大事なのは「経営理念」』

当社は2002年2月の創業以来、長期間に渡りまともに利益を出すことが出来ず、大変苦労をしました。2007年12月期第4期決算まで3期連続で大赤字が続き、累積損失は約1億5千万円、借入も2億円近くあり、非常に厳しい状況でした。資金は何とかやりくりしていたものの、毎月の決算で上がってくる巨額の赤字。それを見た外部株主からのプレッシャー。数字を分かっている経営陣は次々と退社をしていく。結果、全く社内業務が安定しない状況。当然ですが、業績は年々悪化していました。

一方私自身も、社長としての覚悟が全く出来ていない未熟な経営者でした。悲惨な状況を自分以外の誰かのせいにばかりしていました。「なぜ自分だけ苦労をしなくてはならないんだ」「いっそ会社をどこかに売ってしまおうか」「こんな苦労ばかりの人生など逃げ出してしまいたい」と、マイナス思考で考えてしまうこともありました。

しかし、そのような苦しいなかでも、私を信じて辞めずについてきてくれた仲間を思うと、「その苦労に報いたい」「絶対に黒字化してやる」「必ず立派な会社にしてやる」と自分を奮い立たせ続けるしかありませんでした。2006年から始めた新卒採用で入社してきてくれた社員の影響もあったと思います。彼らの希望の満ちた笑顔や一生懸命な姿には、何度勇気づけられたかわかりません。そして彼らのためにも「もっと踏ん張らなくては」「徹底的に働かなくては」と改めて心に誓いました。

そうするうちに、メディアフラッグの事業や考え方に共感をして頂き、博報堂や住友商事等の大企業が出資に応じてくれました。このころから徐々に社会的信用も増加し、大手企業から受注を頂けるようになりました。合わせて徐々に離職率が低下、業務も安定し、更なる受注へと繋がりました。盛和塾に入塾し、京セラ創業者である稲盛和夫塾長のもとで、経営者としての勉強を始めたのもこの頃です。

そして私は気付きました。事業においては、「人」が一番大事なのだと。そして「人」を束ねるための「経営理念」が大事なのだと。皆で力を合わせて一生懸命働くことで、必ず道は拓けるのだと確信しました。今後も更に会社が大きくなり、社員の数も増えていきます。私は必ず会社を大きくし、成長させていきます。なぜなら、会社が地に足をつけてしっかりと成長することは「従業員全員の幸せ」に繋がるものだからです。そのために何よりも大切なことは、従業員全員が同じ方向を目指し、より一層結束を強めることであると考えています。

「日本のおもてなしを世界へ」アジアへの展開を目指して

近年の、中国をはじめとするアジア各国の急激な経済発展により、中間層、富裕層の購買力が大きく増加しております。それに伴い、より豊かになったアジア各国から多くの人々が日本を訪れ、「日本のおもてなしの心」が更に評価されるようになっています。

そこで、当社に蓄積されている、日本の店舗店頭の運営ノウハウをアジアに輸出し、世界各国の最終消費者の生活文化の向上につなげることで、新たなマーケットの拡大を推進します。また、当社の事業活動を通じて世界中の人々が「より良いサービス」、「良い商品」に出会う機会を提供し、更なる経済発展に貢献し続けます。



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